2007/10/02

tabi_

今日は面接の日だ、早めに起きて朝食をとる。その後メールチェックして、企業に行く準備をしていると携帯が鳴った、どうやら古い友人のようだ。
「ああ、○○か?いまから新宿来てくれない?」
突然の電話だし、そんなことをしている余裕は無い、今日は面接だ。
「普通に無理だわ、俺の将来が掛かってんだ」
「あ?どうせ落ちたら院に進学するんだろ?2年学生期間延ばそうか、それより早く来てくれ、色々と喋るよ?」
長い付き合いになるとめんどくさいものを握られている。
「しょうーがねーな、わーたわーた、今から行くから待ってろ」
適当に別れを告げ、早速家を出る、新宿か・・・1時間ぐらいか
電車を乗り継ぎ新宿に着く、あいつに言われた通りの場所をタクシーの運転手に告げる。運転手は文句を言ってきたが、良いから早く行けと言ったら渋々と車を出してくれた。
 タクシーが着いた場所はクラブのような所だった、中は良く見えない。運転手は金を貰うと足早に去っていったので、ここには自分ひとりしかいない。埒が明かないので仕方なしに入っていく、すると随分とガタイのいい男が何語かよくわからない言語で喋り近づいてきた。どうやら激昂しているが何がなんだか分からない。いきなり頭の後ろに何かを感じた時には真っ暗だった。目が覚めるとまたタクシーの中だった。どうやら運転手は違っていて、ゴツクて髭が似合うおじさんだ。
「危なかったな、俺がいなきゃ大変なことになってたぞ」
どうやら危なかったらしい、よく見れば擦り傷だらけだ。
「すいません、ありがとうございます」
よくわからないが感謝しておこう、危なかったらしいし
「もうあんなところには近づくんじゃないぞ」
「はぁ」
適当に返事をした。頭が痛い以外に深い傷はないし、そもそも何されたか良く覚えていない。
「とりあえず、駅までは送ってやる。そのあとは病院でも行け」
そういえば、あいつはどうしたのだろう?そもそもの原因はあいつだ。
「お前さんの友人は先に送っておいた、元気だったから大丈夫だろう。」
そうか、元気なのか、それはそれで残念だがしょうがないか
どうやら、タクシーはちゃんと駅に向かっているらしい、そう思うとなんだか眠くなってきた。結構疲れているのかもしれない、着いたら呼ばれるだろう、それまでは寝かせて貰うか・・・・・

なんてことは一切なくちゃんと会社に行って説明会に行ってきました。
面接は無かったのでとりあえず肩の荷が落ちた気分だ。あくまで気分だが
とりあえず筆記が通ってくれるかとか色々心配だが、今日は良く寝れそうだ。
前文の元ネタは学園キノ2のあとがき、適当に変えてみた、文才が無い。

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